Tripping

2016年 2016年秋 名古屋&近江八幡
今回の旅は完全にアート鑑賞旅でございまして。そのため観光というよりもイベントのための旅となりました。今回は愛知県のあいちトリエンナーレ&滋賀県のBIWAKOビエンナーレの2箇所に行ってまいりました。県をまたいでの移動にも関わらず1泊2日というかなり弾丸・・・色々な意味でハードな旅となりまして;特に滋賀県のほうはもう1泊ぐらいしてじっくり見れたらよかったな~。というぐらいよかったので少々名残惜しい旅ともなりました。

○撮影機種:Nicon D40x/iPhoneSE
癒しの一人旅/名古屋・近江八幡編:1日目(2016.10.13 Thu)
あいちトリエンナーレが10月23日で終わってしまうということで、ギリギリですがこの時期のアート鑑賞旅の決行となりました。
が、しかし!!

普通に午前中に出発するつもりだったのになんと朝から体調が悪い・・・。

結構動くのがしんどくて旅に行くことすら迷いました。

いつも旅の1日目は大体頭痛や腹痛になることが多いものの出発より前に体調が悪いのは初めての経験でして。

こ、これは旅に行くなという思し召しなのか!?

しかしホテルも予約済みで当日キャンセルだとお金が・・・。

と、さんざん迷いつつ午前中ごろごろしていたらお昼前になってなんとなく回復の兆しが!

え、え、ええい!!これは行ってから考えるしかない!!

という、いつもの変な時に何故か勢いを発揮するパターンで出発。

そんなこんながあって、名古屋への到着が予定よりも大幅にズレてしまいまして。

今回の旅はもともと名古屋より近江八幡がメインだったのもあって、1日目を名古屋に予定していたことが正解だったのかどうなのか・・・。


そんなわけでまずはあいちトリエンナーレへ。

あいちトリエンナーレは愛知県内に3つ会場が設けられていたのですが、時間的にも最初から名古屋会場のみのつもりだったものの、それさえもそこまで時間をかけられそうにない・・・

と言う感じでした;

しかも名古屋会場では展示場所のほとんどが名古屋から1駅2駅の場所だったので、こんな出足の遅すぎた自分でもなんとか観たかった場所を回ることは出来ました。

体調は回復の兆しが見えたものの現地についたらまた微妙になってきてしまいまして。

今回はいつもの1日目頭痛&胃もたれです;;今年は幾度となく胃の調子を悪くしてきましたが、まさかこの旅でも勃発してくるとは!!やっぱり年齢なのですかねえ。。

胃は結構辛かった・・・なんせ名古屋で行きたかったカフェに入れなかったのですから・・・(って、そこか!)


ちなみに行きたかったお店は・・・あのVoiVoiの姉妹店でしたしね。。テンション上がっていたんですけどね。。
パンケーキを受け付ける胃袋の状態ではなかったのです。。

そんなわけで歩くには支障がなかったので、食べ物も食べずにトリエンナーレの展示物を見て回るのでした。

名古屋という地に来たのも初めてだったのですが、会場に移動するべく乗った地下鉄の女性専用車両が朝の通勤時間だけでなく終日専用だったことにびっくり。

これは・・・女性にはいいけど男性サラリーマンの方はいかがなものでしょう・・・。

あとは名古屋での地下鉄の並び方が複雑でおろおろしたり・・・。エスカレーターはどっち側に乗るかドギマギしたり・・・。←おお、旅っぽい旅っぽい。
(ちなみに名古屋ではまだまだ日右側を空ける文化のようでした;)

最初は名古屋から1駅の伏見駅にて名古屋市立美術館へ。

ここは・・・正直展示物がイマイチでした;美術館なのにこんな細々としているなんてもったいない!!!

むしろ建物自身も美術館より手前にあった国立科学センター?的なサイエンスな建物のほうが断然よかったという。


うーむ。


次に1駅進んで栄駅にて愛知芸術文化センターへ。ここは口コミでもよかったと書いてあったので期待していたのですがその通り☆作品の数も会場の中で一番多く個人的に見応えのある作品もいくつかありまして。施設も綺麗だし展示会場としても整っている感じがして、さっきの愛知県立美術館は何だったんだろうぐらいこちらはよかった・・・。

とはいえ体調はままならず、時間も迫って来て、じっくり観たいけど観れないもどかしさに駆られつつ閉館ギリギリまで居座って外に出たらもう真っ暗。

食べ物をろくに食べていないので胃は悪くとも何か食べなければ・・・栄駅はビジネス街なのか結構飲食店も多くとにかく胃にやさしいものを・・・と、見つけた商業施設のスープストックにて夕食となりました;

商業施設の多くてお店が豊富にあってよかった。。

なんとか夕食を食べて胃もたれ感が残りながらもこれから近江八幡のホテルに行かねばいかんので、普通列車の快速で行くか新幹線で行くか悩ましいところでしたが、この通勤時間帯の時間に滋賀県までの1時間半の道のりを今の体調で耐えられる自信もなく新幹線で行くことに。

(とはいえ胃の調子がとにかく微妙だったので、ここで東京に帰るか否かをまた悩みまくりました・・・泣)

手段は高くなったものの短時間で行けてよかった・・・といっても近江八幡のホテルに着いたのは21時半だったんですけどね・・・。

そんな時間推し推しなおかつ体調がどんよりしたままのなんとも旅としては最悪な1日目となったのでした・・・。

(なもんで写真もほんと少ないっす)
癒しの一人旅/名古屋・近江八幡編:2日目(2016.10.14 Fri)
昨日のあの体調の悪さはなんだったんだろうか・・・。

というぐらいの回復っぷりとなった2日目の朝。

頭痛は治まり、胃の調子は完全でなくとも前日の異様なもたれ感とモヤモヤ感に比べたらなんだかすっきり(笑)

あああ、よかった、、とりあえず諦めずに来てほんとよかった、、。

そんな気分でございました。

今回宿泊した近江八幡のビジネスホテルは角部屋だったのもあってか、すごく静かに休むことが出来たのもよかったかも・・・。

こんな感じで体調に波があったりすると他に気を使わなくて済む自由気ままに動ける1人旅で本当によかったと改めて思います。


そんなわけで2日目はBIWAKOビエンナーレへ。

と、その前に近江八幡に来たらどうしても行ってみたかったラコリーナ近江八幡へ行ってみました。ホテルからもバスで10分圏内の距離という便利さ(笑)

天気がいいとネットで見たような景色が見れるんだろうな~と思っていたのですが、この日は見事に晴れマークでございまして。

到着した時に若干雲がかかっていたものの後から後から青空がやってくる!!

自分の見たかった景色をそのまんまを生で見ることが出来ました♪

滋賀県が本拠地のたねや&クラブハリエが経営するこちらの施設は施設の外では家畜や畑を所持して農産物を育てていたり、施設の中ではバームクーヘンをはじめ、たねやとクラブハリエ系列のお菓子屋の数々が並んでおります。

まだまだ新しい観光場所のようでこれから色々増やしていくそうですが、かなり素敵な複合施設でございます!!!

施設2階にあるクラブハリエのカフェへ。

窓際の席で目の前に広がる八幡山の景色を見つつ焼き立てバームクーヘンをいただきまして。

この優雅な感じももちろんよいですが、なんといってもバームクーヘンを美味しくいただける胃に回復したことに感激!!!←胃弱には切実・・・

ふわふわバームクーヘンが身に・・・いや・・・胃に染みわたります・・・。

ちょっとこちらの施設でゆっくりしてしまったので、肝心のBIWAKOビエンナーレの時間が推してはいかんとお昼過ぎに出発。

BIWAKOビエンナーレの会場までバスで戻ること5~6分(笑)

近いっすね~。


BIWAKOビエンナーレはあいちトリエンナーレと違って会場が全て昔ながらの古民家、町屋、工場跡地になっていてこの近江八幡の地域をふんだんに生かした場所に全ての展示物があってそれがまた個人的に心くすぐる感じなのでございます。

地図を持ってそれぞれの会場・・・というより転々と近場で古民家を回ります。

この日は金曜日でしたが見に来ている人はほとんどおらずでして(笑)

どの会場もほぼ貸し切り状態で堪能できたという個人的にテンション上がらずにはいられないビエンナーレでございましたvv

どこにどのぐらいの規模の作品があるかはパンフレットを見ながらだったので、時間配分がイマイチ出来ずに後から「ううっ!!あそこの場所のあの作品をもっとじっくり見ればよかった!!」というのはいくつか^^;

それでも古い家に上がって作品を鑑賞するという雰囲気だけでも十二分に満足できるものでした。古い家の匂いと作品と晴れていたので縁側から入って来る光などなど、本当風情たっぷりでしたな~。

中には作品のコンセプトなのか暗すぎて足元おぼつかないところも。

各会場の入り口にはボランティアの人がいたのですが、いない場所もあったり暇そうにしてたり・・・この自由でゆるーい感じがよかったですなあ。

会場から八幡堀も近かったので、せっかくなので行ってみました。

八幡堀は近江八幡といえばの観光名所でお堀の中を渡し船に乗ることが出来たりするようです☆

この水辺と横に連なる古い城下町の雰囲気がたまらんですねえ。特に天気が良かったので水が神々しく光っております♪

そんなあっちこっちと寄り道をしているとやっぱり時間がなくなってきて、お腹も空いてきて、どこのカフェに行くか迷うところですが、荷物を背負っての見物だったのもあってかなり疲労困憊だったのでふと見つけたお店に入ってみることに。

風来居(フウライキョ)

いやあ、もう、このお店は私が入店した時は誰もおらずに貸切状態でこれまた最高でございまして!完全に古民家和カフェでございます。

今の自分の胃には重たいかな・・・と思いつつも折角なので近江牛のどんぶりを食べてみることに。

しかしながらカフェなだけあって、量よりも質という感じで出てきてくれました!!

個人的にはとてもありがたいことです。


カフェを堪能している間に夕方になってしまい、少々急ぎ気味で外に出てバスに乗って駅まで戻ったら結構暗くなってしまい・・・。

ああ、お土産買ってない・・・どうしよう・・・こんな時間で観光案内所もとっくに閉まっているし・・・。

近江八幡自体はほとんどお土産屋さんがなかったものの、もしかしたら彦根駅ならあるかも!?と、ふと思い立ちまして。

米原駅の隣が彦根駅なもんでついでに降りてみたらば駅前のスーパー的なところにたまたま滋賀県のお土産コーナーが!!!

ほっと一安心でお土産をば。

すっかり暗くなってしまい、米原駅18時58分発の新幹線に乗ろうと思ったらば自由席がなんと満員電車状態で入口に立つ人も。

なんとー!!!

皆さんお仕事で乗っているんですよね・・・いや、お疲れ様です。。

しかし東京まで・・・いや、この時点で座れないなんてきつすぎる・・・。

ということで、追加で指定席料金を支払い1時間待って次に米原駅に止まるひかり新幹線19時58分発に乗ってようやく帰路に着いたのでした。(ちなみに米原駅発のひかり新幹線はこの時間が最終だったので・・・少々焦りました;)

ちなみに滋賀県に行っても琵琶湖を全く見なかったのは書くまでもございません・・・(笑)